Made in Japan
いよいよ本日16日から19日までイタリア・フィレンツェにて
PITTI IMMAGINE UOMO(ピッティ・ウオモという場合が多い)が開催されます。
世界最大級のメンズファッション展示会であるピッティ・ウオモ。
たしか、今年が第73回だと思います。
歴史ある展示会です。
今年もこのピッティにむけてイタリアへ渡られた日本人がたくさんいらっしゃると思います。
この展示会に参加される方々が、どの様な想いを胸に秘めて準備されたのかは
参加経験の無い私には分かりません。
しかし、日本でのモノ創りの集大成を背負い、日本人としての誇りを持ちながら、
気高く挑まれる方々は、皆さん熱い想いをお持ちの方々ばかりだと思います。
今こうしている時にも、海の向こうでは新しい可能性にチャレンジされている方々がいらっしゃるのに、
やれ不景気だ、政治の混迷だ、といくら原因を分析しインプットしたところで、何の変化もありません。
その分析結果を整理・整頓し今の時勢に置き換えて、
またこの状態の先に来る未来を見据えてアウトプットしてこそ
原因分析が役に立つのです。
「不景気で何にもすることが無い」なんて勿体無い事を言う前に、
国内は勿論ですが、海の向こうで挑戦し続けておられる方々のモノ創りに、
‘ちょっとでも役に立つんだ’
という心意気で仕事に取り組まなければなりません。
「イタリアの色はいいよね!!」って言われたら、
「そうなんだ~」で終わるのではなく、
水が違うのか?染料が違うのか? 工程が違うのか? 堅牢度が違うのか?
などなど、
「イタリアは良い」と感じる原因を検証する課題を頂いたと喜び、
原因を解決し、より良いモノへと進化させる。
これだけでも、遣らなければならない事がたくさんあります。
WBCでは野球も頑張りました。
サッカーも頑張っています。
ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝された辻井伸行さんも素晴らしいです。
染色でも負けずに頑張ります。
きっと、この努力は喜ばれる。
そしてモノ創りの役に立ちます。
直往邁進です。