染色
絹専門だから可能な極細糸の染色。
熟練工が多様化する用途に対応いたします。
絹専門だから可能な極細糸の染色。
熟練工が多様化する用途に対応いたします。
絹を究める
絹の用途は多様化しており、染色技術の修得には非常に永い年月を要します。
当社は8中の単糸など極細糸を扱うことも多く、綿・化合繊維に慣れてしまうことで繊細な生糸が扱いにくくなってしまいます。
このような理由から、絹専門で染色を行ってきました。
お客様の製作される製品やご要望に応じて様々な技法や染料を使い分けております。
○取り扱い素材
絹糸:生糸・絹紡・柞蚕糸・柞紡・玉糸ほか
シルクコットンやシルクリネンといった複合素材や細いカシミヤなどもお引き受けする場合がありますのでご相談ください。
○染色技法
綛・チーズ 生地:応相談
〇染料
酸性染料、反応染料ともにお受けしております。
練染:精練済の糸を染めて目的の色を作る
生染:精練前の糸を染めて目的の色を作る
二浴染:複合素材で一度に染まらない場合は素材毎に染色する
黒を極める
黒は日本の原点色のひとつで、起源は古く、色彩として認識するようになる以前から、光に対する闇、五行における黒のように、
古代の人々は黒をエネルギーとして捉えていたようです。
古くから黒の染料は貴重で、殊に絹を漆黒に染め上げるには多くの知恵と技法が極められてゆき、中世以降、黒は強さや力、心のありようを表す日本独特の美意識へと相まっていったようです。
現代においても、黒には独特の奥深さが求められます。
黒度を高めつつ染色堅牢性を維持する株式会社 山嘉精練の
ブラックトレジャー®技術は、ブラックフォーマルをはじめ、
黒の中の黒をもとめるお客様に長くご用命いただいている弊社
独自の染色技術です。
株式会社 山嘉精練のブラックトレジャー®技術では黒色度L*値9の染色が可能です。
〇山嘉の黒
赤系の黒、青系の黒
〇ビーカー
当社では社内にビーカー室を設けており、ビーカー染色をお受けできますので、実際に使用する絹糸を使用し、ご希望の色に染めて視覚的に確認していただくことが可能です。
色見本はカラーチップや雑誌の切り抜き、異素材見本や製品など、お客様のご希望色が伝わるものであればどんなものでもかまいません。
弊社の"カラー調合専用ビーカー室"には、染料調合データが
色サンプルと共に何千種類もストックされています。
この基礎データに沿ってサンプル色を調合し、確かな技術で、
堅牢性にも優れ、色彩データ、視覚にぴったり符号する色を再現します。
再現された色の染料データ、色サンプルはお客さまのオリジナルカラーとして大切に保管されますので、常に同じ色を再現することができます。
精緻な色合わせ技術、堅牢性に優れた色再現能力で
皆様のデザインニーズにお応えいたします。