京都 New「新風館」
ホテルと商業施設を一体開発したNew「新風館」が、2020年6月11日にオープン。オープン初日に行ってきました。
New「新風館」は旧新風館同様、旧電電公社局舎の外観が維持補修を経て継続されていて、烏丸通りから見る佇まいは変わらず。
しかし、中に入ると庭園が広がり旧新風館とは別世界の懐かしいのに新しい場所が、京都の中心に復活しました。
当初は4月14日レセプション、4月16日オープン予定でしたが、コロナ禍で2回の延期を余儀なくされ、時節柄、延期後のレセプションは行われませんでしたが、それでも今回のオープンは、日常の再開にも重なり嬉しい限りです。
新風館は、 1920年代大正時代に建てられた京都市登録文化財で、旧京都中央電話局だった建物を活用し、 2001年にNTT都市開発が再開発をして開業した商業施設でした。
New新風館は、地下2階~地上7階。建築家の隈研吾氏が外装デザインを手掛けた新築棟と、電話局舎の一部を残した保存棟で構成され、商業ゾーンは関西初出店の11店を含む20店。
関西初出店の中には、“メンズきものテーラー”をコンセプトに掲げるコンセプトショップ「Y. & SONS」もあり、弊社のお取引先様やパートナー企業様のお商品も多数展開されていました。
「Y. & SONS」 は、日本人のお客様だけにとどまらず、外国人にも、日本発信のメンズカジュアルの未来像を感じられるステキなショップです。
その他ミニシアター「アップリンク」や、アジア初進出の米ホテル「エースホテル」(客室213室)も併設されています。
2階と3階にあるレストランにはいずれもBar counterが併設されていて、しっかりとした食事以外でも、ふらっと立ち寄りやすく、とてもいい感じでした。
初日はあいにくの雨模様でしたが、多くの人が訪れ、旧電話局舎の歴史的な意匠を眺めながら、私も久しぶりの買い物を楽しみました。
入館口では体温を測るサーモグラフィーを設置するなど感染対策も徹底されていました。
米ホテル「エースホテル」も併設されているせいか、異国情緒溢れる新しい京都スタイルを垣間見ることができました。