ツバメ
平成21年4月9日、今年も弊社にツバメの第一陣が帰ってきました。
越冬地である台湾やフィリピンから遥々帰ってきてくれます。
半年振りの弊社の雰囲気は如何でしょうか?
活気に満ち溢れていますか?暖かい雰囲気は保てているでしょうか?
中に居ては分からないことが沢山ありますから、少し離れる事も大切です。
どうも自分に言い聞かせているみたい・・・です。
弊社の周りは山や川、田畑が沢山あるのでいろんな鳥が住んでいるのですが
何故かツバメは特別な存在です。
飛んでいる姿を見ただけで無条件に嬉しい。
昨年弊社で生まれたツバメかどうかは分かりませんが毎年同じ場所に巣を作ります。
そして毎年巣の周辺と通路では度々糞被害が起こります。
先日の会議の席でもツバメの糞対策の話しが出ました。
しかし、ツバメを追い払うのではなく、どの様に共存するかという話しになる。
実に面白いです。こんな社員が大好きです。
ツバメが来ると、少し遅れて毎年カラスもやってきます。
同じ鳥でもカラスは大嫌いでです。
利口なカラスはツバメの動きを遠くからじぃ~と眺めている。
そして巣の位置や状況を正確に把握しているのです。
ツバメが卵を産み、雛が孵って、もう少しで飛び立つというくらいまで大きくなってから雛を襲いに来ます。
朝、巣の前を通ると巣の破片が散乱していて、昨日まで居た雛の姿が見えない時には憤りを感じます。
今年は何とかしてカラスから雛を守りたい。
先ずはツバメが何処に巣を作るのかを見極めてから作戦を練ろう。
この事に真剣に取り組む自分自身も大好きです。
今年も沢山のツバメが無事帰ってきてくれる事を願っている。
のどかな田舎の良いところです。