越前ちょき
昨日「越前ちょき」を購入しました。
「越前ちょき」とは福井県の高村刃物製作所さんが作っているペーパーナイフです。
福井県の高村刃物製作所さんは、以前、伊勢神宮の遷宮を行う際に木の霊を切るために使用する刃物「小刀子」を製作されているとご紹介した会社です。
今回の購入は必要に迫られて購入した訳ではありません。
はさみも有りますし、特にペーパーナイフへの拘りも有りませんでした。
しかし、700年の伝統から生まれた越前打刃物ならではのするどい切れ味という触れ込みと、
「越前ちょき」の素材は100%鋼という2点に興味をそそられました。
『鋼』とか、『削り出し』というモノに異常に興味がそそられるのは何故なんでしょうね?
早速届いた封筒を開封してみました。
一見糸切りばさみのようですが、歯の部分は可動しません。
ガードがついているので間違って指を突いてしまうこともありません。
確かに‘ちょき‘の形をしています。
硬い鋼と日々向き合う中での『遊び心』で出来たのでしょうか?
早速「越前ちょき」を使用してみると・・・ ‘スーーーーッて進みました。
これは面白い!!
高速道路をスポーツカーで走ったみたいな感じでしょうか?
あの路面に吸い付き、前へ前へと進みたくなるような感じですね。
いいですねぇ~。
今までのペーパーナイフがただの棒に感じてしまいました。
遊び心=心の余裕
少しの余裕が新しいアイデアを生みます。
日々の生活に追われる事が多い私ですが、心に余裕も持ち合わせたいものです。