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シューケア2

意外な情報が入ってきたので載せてみます。


今年の梅雨はあまり雨が降りませんね。


と思いきや、7月になってからやっと梅雨が来たようです。


しかも、これから本格的な‘夏’を迎えるにあたり、


ゲリラ豪雨と呼ばれる予測困難な局地的豪雨に出くわすかも知れません。


外出中にゲリラ豪雨に見舞われたら、スーツも靴もボトボトです。

さて、ここで問題です!!


雨にぬれた革靴の手入れ法で使用するのに必要なアイテムはどれでしょう?

1.ティッシュ   2.水  3.ドライヤー  4.靴クリーム

正解は~~~~!!2番の「水」になります。

雨ジミができてしまった場合は全体を濡らすことがポイントになります。


革製品である靴をおもいっきり濡らす行為は非常にためらいますが、

これも大切な靴のため、肚を括ってタップリと濡らしちゃいましょう。


しかし、ただ闇雲に濡らしても問題は大きくなるばかり・・・。


ちゃんとプロのアドバイスを聞いてからにして下さいね。

革に水が大敵と思わせているのは、皮を革に鞣す工程を軽視した安価な皮革素材を使った靴を有り難がってきた人々の思想なのです。

本来、鞣し工程の初期には水がふんだんに使われます。

その後、加脂工程を経て完成する革だからこそ、雨だろうが水溜りだろうがへっちゃらなのです。

ただし、長時間湿気を含むと革の繊維が硬化してひび割れやカビ、染みの原因となります。

そのため、履いた後のケアが重要となってきます。

「この革は上質ですから、雨のときは履かないでください、と忠告する靴屋はいい加減である」と、落合正勝氏もおっしゃられていました。

濡れたお陰で、(*´∇`*) 靴が蘇った日々是好日