高台寺
高台寺のライトアップを拝観して参りました。
今まで何度も前を通った事はあったのですが、入ったのは初めてで想像以上に多くの方が拝観されているのに驚きました。
(意外に京都生まれの方は多いと思います)
紅葉もたいへん素晴らしく、庭園にある木々のバランスは絶妙で、殺風景でもなく、
また威圧感もなく、自然な凹凸と色合いはまさに自然体。
また石畳にも規則性が感じられず、外国の庭園に良く見られる左右対称の圧倒的な存在感とは真逆の作りです。
とにかく美しく非常に落ち着いた静けさのような感じが歴史の永さを物語っていました。
また、赤と黒の世界を追求されているフランス在住の画家、深尾力三さんが油絵で描かれた斬新な襖絵『襖16面』も奉納されていました。
コチラは奇抜な色合いに一瞬違和感を感じたのですが、眺めていると奇を衒ったようなイヤラシサが消えていくのですね。
不思議です。
広い庭園には、盆栽のような小宇宙がそこにはありました。
近くには来年の大河ドラマの主人公でもある坂本竜馬のお墓もありますので、来年は更なる人込みが予想されます。
底冷えのイメージが強い京都も今年は暖かいので、1度足を運ばれては如何でしょうか?