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cravate(クラバット)2

クールビズや多彩なシャツの流行で、メンズファッションに対する意識や形式に変化が起こり、以前に比べ全体にカラフルになったと思います。


しかしそれに比例してcravate(ネクタイ)に対する重要度が軽くなったようにも感じます。


この風潮は、礼節や節目といったケジメの部分までもが曖昧になっているような気がして私自身好ましくありません。

例えば、弊社に面接に来る学生がノーネクタイで来たならば、会社や仕事を軽んじているのではないかと感じます。


これは、お客様の前に立った場合にお客様も同じように感じられるのではないかはと思っています。


とは言っても弊社で扱う状態は糸ですので、糸が引っかからないよう仕事中はボタンの無い服装で居る事が大半なので、ネクタイを着用しての仕事ではないのですが・・・。


私にとってcravate(ネクタイ)とはファッションの一部という部分と、
結果や責任に真正面から向き合うという大人な姿勢を重んじるための部分とがあります。


ですから埃だらけの革靴同様、cravate(ネクタイ)も身に着けていりゃいいというモノでもないと思うのです。



普段着と仕事着、よそ行きの服などはキチンと区別する事が、自分にとってのメリハリになりますし、相手に対しての敬意でもあります。


cravate(ネクタイ)は体の真ん中にあるため、ファッションの中でも印象が強く出るところ。


思いのほか、相手に与える印象はネクタイで決まると思いますので、仕事に対する姿勢を表現するためにもcravate(ネクタイ)選びは大切なところです。

アメリカ大統領がシーンに合わせてネクタイの色を変えているのは有名です。