1. HOME
  2. 日々是好日
  3. 未分類
  4. 登山家の経営感覚

登山家の経営感覚

私の友人の内藤くんhttp://www.naitoprint.jp/ は印刷業を営む登山家で、寒い雪山をピッケル(草刈鎌みたいな形)とアイゼン(登山靴に装着する鋭い爪が付いた滑り止め)でガンガン登り、スキーで降りてくるとてもタフな男前です。


そんな彼がとても面白い文章を送ってくれたので転用してみました。

以下転用文章です。

登山で必要な感覚が、企業経営と似たところがあるなと常々思っていました。 登山をする上で大事なこと。 ?どんな山に登ろうとするのかは、その人の「志」次第。それぞれの登り方・ルートがある。 ?決めたルートに行くに当たって、そのチャンスを捉える感覚と技能。*前人未踏のルート・山ならば、最も高い精神性と技能が要求される。 ?その達成のために、出来うる限りの準備を行うことと、平行してリスクの排除。そして現場での適正な状況判断(人間関係も含め・・・) そして、死傷することがあっても、山が危険なのではなく、己の至らなさ、準備不足ということを受け入れなければならないということ。自然自体には、危険はありません。気象環境と地形があるだけです。環境への適応。 判断できずに、そこに人間がいること自体が危険と言える。 ?退却することは、とても勇気が必要で、失敗ではない。判断にあたり、自分のプライドが邪魔したり、周囲の評価が気になるが、命が一番大切。またチャンスを伺う。 そんな感じです。

自然自体には、危険はありません。気象環境と地形があるだけです。


と、いう部分が彼の逞しさを良く表していると思います。


確かに「なぜ吹雪なんだ~!!」と山で叫んでも体力を奪われるだけですから。


日々の仕事に追われる中で、言い訳して逃げたり、ごまかしたくなる時がありますが、

判断するのは自分ですから、その責任を負うのも自分です。


自分の判断に常に責任を持つという肚が出来ていることが‘男前’の条件かもしれません!!