最高のブーツ【W5-006】
ブーツ1足。
値段だけ見れば高いブーツかもしれません。
いや、私も購入するまでは躊躇しました。そして感動しました。
今年最初の超感動の最高傑作ブーツについて書いてみます。
http://www.cordvan.jp/?pid=16794035
巷には様々なブランドの商品が混在していますが、どれも素晴らしいキャッチコピーや
展示の仕方で商品を演出しています。
しかし、実際にはブランドの名前のお陰で売れている商品や、デザインや色目が流行で
あるが故に売れている商品も多々あると思います。
それらの商品はビジネスとしては決して悪い事ではないと思うのですが、
永い年月をかけて使い込めば、更に愛着が湧き出てくる‘宝物’のような商品には
滅多に出会えなくなりました。
消耗品と言えば大変失礼なのですが、移り変わりが速すぎて何だか寂しくも感じます。
その中で、このブーツは‘稀’というか特殊な事例の様な商品ではないでしょうか。
先ず、このブーツ自身が主張する自信満々な風格。
本物を知る者ならば一目で納得させられる型押しではない本物の子母。
この革を染めるならこの染料を使用して、この色目に染め上げるのが最高!!と、
染め屋さんが手掛けただけに、誰もを唸らせる色目と光沢。
そして、なかなか実現できない革の風合い。
極限まで薄くなめして柔らかさを主張した高級革靴は多々ありますが、
このブーツは厚いのに柔らかい!
ブーツに足を通してみると、
革の厚みで弾力性を感じ取る事が出来るほどの風合いが実現できるのは、
制作者がこの革の特徴を知り尽くしているのは当然感じ取れますが、
この風合いを表現するために、この革の素晴らしさを体感してもらいたいがために
この革を採用したんではないか!とすら思いました。
あ~凄いな~。。。
これだけのブーツがこのお値段なら本当に値打ちがあります。
今まで硬い革にオイルを馴染ませ、何度も何度も刷り込み足に馴染ませてきたのは、
そうしないと革が活きてこなかったのだと知りました。
良質な革って最初から凄いんだ!!
革の概念が変わる程のブーツとの出会い。
一足のブーツでココまでの感動が味わえる。
モノ造りの真骨頂に触れたようにさえ思いました。
私たちはシルクでこの感動をお届けできるまで、勇気を持って更に努力を続けて参ります。
宝物が1つ増えました。
感謝!!