本を本となし、末を末と成し、原点を見直す

新年　おめでとうございます。
旧年中は多くの人々に支えて頂き、ありがたく幸せな１年でございました。

社員一同、心より御礼申し上げます。
2013年度は“巳”の年ですね。

皆さまにとって充実した１年でありますように心よりお祈り申し上げます。
今年は伊勢の神宮において、二十年に一度の式年遷宮の年でもあります。

遷宮について書き出せば、またまた長～くなってしまいますので割愛させて頂きますが、このタイミングでモノ作りの原点を見直すことは非常に大切であると思っています。

そもそも二十年に１度、全ての建物や装飾品を新調する事は、例え神宮であっても昔も今も変わらず、莫大な費用が必要と成ります。

商売でもなく、誰か特定の圧力による行為でもないこの式年遷宮が、なぜ1200年以上の永きに渡り受け継がれ、実行され続けているのでしょうか？

きっとそこに、私たち日本人の基礎と成る大切な部分が秘められていると思います。
自社においても動機と目的について再度熟考します。

今年は様々な行事やイベントも催されると思いますので、是非、神宮へ出向き、凛とした空気感に触れてみては如何でしょうか？

きっと、新しい気付きや発見が有ると思いますよ。

私自身もこの遷宮によって受け継がれている様々な想いを大切に、日々の生活の中でブレないように心掛けて１年を過ごして参りたいと思います。

今年も宜しくお願い致します。