1. HOME
  2. 日々是好日
  3. 未分類
  4. 防災・BCP

防災・BCP

小笠原諸島・西之島(東京都小笠原村)近くに火山噴火で「新島」が大きくなっており、西之島と繋がった事は皆さんの記憶にも新しいと思います。

地中では間違いなく地殻変動が起こっています。

地上では、夏は記録的な猛暑や大雨。冬は記録的な大寒波と大雪。

日本海側や北海道でも寒波による被害が出ていますが、アメリカでは大寒波であのナイアガラの滝が凍り付いたらしいのです。

凍ったナイアガラの滝

昨年は弊社のある亀岡市でも大雨による洪水が起こり、弊社社員の中にも床上浸水や自動車の水没被害が起こりました。

正直、こんな被害が身近に起こるとは想像もしていませんでした。

亀岡市2013年台風被害

正月明けに私の友人である山口氏から「今、備えるべき防災」についてMailを頂きましたので、

その一部をご紹介します。

以下に防災の観点でご参考にして頂ければ幸いです。

新年が明けて2週間が経過しました。

今年も大難が小難へ、小難が無難へと成るよう、日々心掛けて素晴らしい1年を過ごして参ります。

「今、備えるべき防災」

1・お車をお持ちの方は、燃料を半分以下にしないように。半分まで減ったら満タンにしてください

2・車にも、防災グッズなどを積んでおく。

(ゴミ袋・ティッシュ・水・保存食・タオル・サバイバルシート・マスク・軍手)

3・小銭(電話用10円をたくさん非常持出袋に入れておく)

4・乾パンは美味しくないので、保存パンやクッキーなどがいいですね。

5・最近では色々なレトルトものが出ています。

6・災害時に買い占めなどしなくていいようにローリングストックを実施してください

http://www.nhk.or.jp/sonae/column/20130217.html

  (例えば、お米を無くなってから買うのではなく毎回一週間分は余裕があるように購入する等)

7・一番先に困るのはなんといってもトイレです。

  ゴミ袋に新聞紙入れて、それを洋式便座にセットして使います。

  使用後は、袋を結んでゴミ袋に入れます。

  洗濯洗剤を中に入れると消臭効果もあります。溜まっている水分は先に雑巾などで取ります。

8・災害がトラウマになる場合が多いようです。

  自分がそうなるかもしれない。部下が社員がそうなるかも知れないと思っておいてください。↓PTSDの解説

http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-06-001.html

9・津波対策=1分以上の揺れ →3階建て以上 →6時間待機

  6時間待機するつもりで避難しないと第二波、第三波がきます

10・巨大地震の後は必ず火事が起こる。周りを見渡して火事ではない方向へ逃げなければならない。

11・各家庭にも消火器を置いてください。

  今は便利な消化スプレーもホームセンターに売っています。1000円~5000円くらい

  消火器は転倒しないようにフック止めしてください。

  地震で倒れてピンが抜けて勝手に全部放出されます。

12・今検討している避難ルートで大丈夫ですか?

  信号が全部停止している状態で予定している道路が渡れますか?

13・災害時は、車で避難する暴走車両も出現しますから、跳ねられないようなルートを

  検討し直してください。

14・災害時は、唇や肌がカサカサでボロボロになります。

  リップやクリームも非常用としても置いておいてください。綿棒もあれば便利です。

15・j-shisで地震の確率をピンポイントで知ることが出来ます。

http://www.j-shis.bosai.go.jp/map/

    左上の空白に住所番地まで記入し「場所を検索」をクリックするとその住所の地図に

  赤いピンがつきます。

  ダブルクリックするとその地点の地震の確率が画面

  左に表示されます。震度5弱~6強まで4段階で表示。

16・携帯電話にしか連絡先が無いのは困りますから、別の紙やアドレス帳に保管するなどして

  複数持っておきましょう。

17・東日本大震災で化学物質(放射性物質)の飛散による健康被害やそれに伴う立入禁止など

  今まで深く検討されて来なかったリスクが今後の防災対策に入りました。

  福島の事を自分の事として考え直してください。

18・役所が災害時に化学物質に対して避難情報を確実に出せるとは限りません。

  役所が壊滅的になっていることもあり得ます。

  役人がパニックになることもあります。

  押し寄せてきた避難者によってパニックが起こるかも知れません。

  自分で判断するしか無いと心得てください。

19・津波てんでんこ てんでばらばらに逃げること

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3142_1.html

  「津波が来たら、取る物も取り敢えず、肉親にも構わずに、

   各自てんでんばらばらに一人で高台へと逃げろ」

  「自分の命は自分で守れ」

20・ペットを避難所に連れていく時、人と同じ部屋には入れません。

  グランドにつなぐことになることを覚悟しなければなりません。

<山口氏をご紹介>

株式会社BCPJAPAN (旧社名:山口総研)

代表取締役 山口泰信 090-9613-7137

〒530-0041大阪市北区天神橋1丁目18-27-202

http://bcpjapan.jp/

http://www.tamatebako.com/yama.html

火砕流の雲仙普賢岳の雲仙市出身1968年生 大学卒業後、フジテレビ局内勤務を辞し、1994年自転車で日本一周の旅に出る。

1995.1.17偶然、阪神淡路大震災に遭遇し2日後には避難所の神戸生田中学に入りボランティア1号として活動、3日後には避難者に推薦され2300名の避難所代表として3カ月間陣頭指揮を執り、外部ボランティア代表として神戸市長との意見交換会に出席。避難所内で3S(整理・整頓・清掃)活動を実施し、神戸生田中学は神戸市内で最初に授業再開した学校となる。

中越地震では、大阪市緊急支援一般車両第一号として支援。ITにおいて文書管理・データバックアップ管理などのソフトウェア制作に携わり、自らの経験を活かして防災士・BCPなどの資格を取得。2011.3.11東日本大震災では、BCP指導中偶然、東北の工場で被災し避難と点検など災害初動対応の陣頭指揮を執り、その後も一年間に渡り被災3県の支援と復旧に関わった。

現在、工場・旅館ホテル・学校・マンション、オフィス、福祉施設、地域などを対象にした、整理整頓清掃危機管理研修、リーダーシップ研修、地域防災研修、BCP研修、策定支援のコンサルタントとして活動中です。

<資格>

・BCM/RM(第40709号事業継続マネジメントシステムリスクマネージャー)

 国際規格ISO22301/BS25999双方の規格に対応する研修資格終了

・リスク診断士(NPO法人日本リスクマネージャー&コンサルタント協会)

・商工会議所データバックアップセンター公認上級アドバイザー

・防災士 No.032771 NPO法人日本防災士機構

・防災管理者 第40018735号 大阪市消防長