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夢の扉+ 放送を見て

東日本大震災からちょうど1年が過ぎた3月11日、
TBS 夢の扉+ で私たちが携わらせて頂いているシルクの物語が放送されました。

撮影中に染めた絹糸

改めて私事ですが、

株式会社 山嘉精練という会社に身を置かせて頂き、
そこで絹糸の染色という仕事を学ばせて頂き、
今回この様な素晴らしいモノ作りの一端を任せて頂きありがとうございました。
お陰さまで
多くの方々から『いいね』をたくさん頂く事が出来ました。。
それと同時に
このシルクの染色という仕事は多くの方々を笑顔に出来る、
夢と感動に繋がる素晴らしい仕事である事を改めて実感する事ができました。

放送を見終えた後、色々な事に想いを馳せているのですが、
その中で海外の人が何を日本に求めているのか?
そう考えると、決してヨーロッパや中国の真似事を日本に求めているのではなく、
日本のオリジナリティーだという事に気付きました。
ではどの様にしてオリジナリティーを創造するのか?
それは日本の歴史から学ぶことが大切であると思います。
私たちの住む日本という国は世界から見れば、独特な文化と精神性を兼ね備えた
他に類を見ないオリジナリティーの高い国です。
そして、その多くには古来日本人が大切にしてきた崇高な意味合いが秘められています。

放送の冒頭、「斜陽産業」という言葉がいまも頭から離れません。
それは、少し業界が使用されるお客様に対する想いよりもお金儲けにウエイトを置き過ぎたのかもしれないと感じた反省から来るものです。
先人先輩が大切に守ってきた日本人の魂を学び、
歴史を学ぶ事で、価値の基準を大いに改め、多くの方々を笑顔にし
夢と感動に繋がる商品作りをこれからも積み重ねて参ります

まだまだ遣れる事はある。
笑顔と笑いをエネルギーに変えて、これからも宜しくお願いします。