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繊研新聞

9月10日付けの繊研新聞で弊社を取り上げて頂きました。

シルクという非常にニッチな繊維を如何に今の暮らしに役立たせるか?
今回、この取り組みの中の1つに注目して下さった訳ですが、
365日繊維業界の変化を追いかけ川上から川下まで取材されている、
いわば最も繊維業界に精通されている繊研新聞の記者の方に取り上げて頂けた事は、単に掲載されたという嬉しさだけではなく、我々の取り組みは“確かに暮らしに求められている”と言って頂けた様な気持ちとなり、更に押し進めて行くぞ!!という勇気やエネルギーを頂きました。

奇しくも、掲載頂いた9月10日は
イタリア・ミラノで開催されていたMILANO UNIKA当日で、
この新聞記事はミラノの会場にまで届けて頂きました。
会場では同じく9月10日の繊研新聞1面に掲載されていらっしゃった
TSIホールディングス三宅正彦会長兼社長様や経済産業省 繊維課長 寺村英信様、繊維課 浅井康之様ともお話しさせて頂く機会に恵まれました。

今更書く事でもありませんが、ビジネスとは数字とにらめっこする事も多く、如何に効率よく利益を上げるか?ここに集約される訳であり、率が悪ければ撤退するのが当たり前です。しかし、それだけでは判断出来ないのが革新的なモノ作りだと思っています。
川上の1軒である弊社が、様々な人からご支援ご鞭撻を頂き、繊研新聞に取り上げて頂き、ミラノ展示会に参加させて頂き、繊維業界を支えていらっしゃる重鎮の方々とご縁を頂けたのも、創業以来、それこそ名も無き職人が心を込めてシルクに向き合ってきた結果が今こうして形に成りつつあるわけです。
単に嬉しい出来事の1ページではなく、長い長い積み重ねの結果だと思うと本当に感慨深い出来事です。

「暮らしに役立つ」という非常にシンプルな思考で創業以来取り組んでいます。

我々川上と呼ばれる分野での仕事とはモノを売ることではなくモノを創る事。
何を創るのかといえば、暮らしに必要なモノ、求められるモノであります。
その過程では、早過ぎてもダメ! 遅過ぎてもダメといった「時間軸」を何所に定めるのか?
これも重要なポイントとに成ります。
その答えは常に川下にありますから、求められるモノ作りを行う為には、
「川上の技術力」+「川下の情報」+「α」が不可欠です。
この「α」がセンスであったり、イマジネーションであったり個性であったり、エネルギーなど形の無い物だとおもっています。

これからもこのシンプルな考えが続けられる経営を心掛け、役に立った分だけ継続出来ると信じて邁進させて頂きます。

この場を御借りして、御礼申し上げます。

皆様本当にありがとうございます。
そして、これからも引き続き何卒よろしくお願いします。

平成26年10月 4日
株式会社 山嘉精練
代表取締役 山内 伸介