2014年8月5日 繭を回収する
前回まではかいこ達の繭作りをレポートしたのですが、今回最終段階を迎える事となりました。
いよいよかいこの繭を回収する事となります。
これが回収した繭です。
白と黄色が本当にきれいですよね。この中でかいこ達がさなぎになって眠っています。
今回大活躍した棚もこれでいったんお役御免となりますが、また来年の出番を待つことなります。
養蚕業はこの繭から生糸を作る産業となりますが、繭から糸ととりだす方法は
繭に熱を与えた後に糸を取ります。
当然かいこは死んでしまいます。
今まで育てたかいこ達の命を奪う事は、非常に心苦しいのですが
これも、長い間の人間とかいこ達の間で繰り返されてきた事象であり
今後、シルクや商材となっている糸をみる度に、感慨深い気持ちとなります。
今後ですが、一部のかいこ達には残ってもらい蛾になるところをレポートできればと思っています。