2012年6月19日 遺る模様
今日も梅雨空でしたね。
台風も近付いてきているし、みなさんもお気をつけ下さい。
しかしうちのかいこさんは負けていないですよ。
バリバリ、モグモグって感じで桑の葉を元気よくたべています。
かいこもかなり大きく成長し、顔もはっきりしてきましたね。
実はこの黒く顔に見えるようなものは、目ではなく、『眼状紋』とよばれる模様だそうです。
そして背中に見える三日月のような模様は『半月紋』と呼ばれています。
このような模様は遺伝性のものであるらしく、かいこの種類によっても異なるそうです。
眼状紋のあるところは一説には敵を威嚇する為にできた模様で
敵が近づくと胸(眼状紋)と背中(半月紋)を膨らませて、体を大きく見せて威嚇するそうです。
4000年くらい前から家畜化されて、人の手を借りないと生きられないかいこなのに
自然界で生きていたころの名残を残しているなんて、面白いですね。
本当に、わずか数センチの体に驚きがいっぱい詰まってます。
次回もお楽しみに。