2012年1月5日 仕事はじめ
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
仕事始めの日の亀岡は朝から雪が降っていて、一面の銀世界です。
さて、みなさん、お正月休みの間、かいこ達がどうなっていたか気になっていますよね?
さっそく、ご報告しましょう。
なんと、大晦日の日に繭になり始める個体が出てきました。
こうなると、紅白歌合戦なんてそっちのけです。
除夜の鐘よりもかいこです。
一匹が作り始めると、負けじと次々繭になり始めました。
お正月3が日で15頭程が繭になりました。
夏の頃の繭と比べるとやや小ぶりですが、ちゃんと繭になっていますね。
大きさとしたら夏の70%位でしょうか?
寒さと秋口の固い葉っぱを食べて育ったせいか、ずいぶんと控えめな大きさです。
この季節外れのかいこ達は11月の頭に孵化して、約二ヵ月間かかりました。
夏場のかいこの時には1カ月ほどで繭になりましたよね。
時間が長くかかる上に、繭まで小さいとなると
やはり、冬場にかいこを飼うのは養蚕としては効率が悪い様ですね。
養蚕農家の方が晩秋かいこで一年を終える意味がよ~く分かりました。
まだまだ繭になっていないかいこもいるので、気は抜けませんが、
繭になってくれた事で、一安心しました。
あとは、無事にさなぎから羽化して、次世代へと命をつなぐ産卵まで進んで欲しいですね。