2011年8月9日 人工孵化の方法
みなさん、こんにちは。
八月に入って、本当に暑い日が続いていますね。
さて、前回書きました休眠卵の人工孵化への挑戦ですが
今回はその方法を詳しく説明していきます。
まず、かいこの卵を乾燥などを防ぐために調理用などの袋に入れます。
ジッパー付きのものが便利だと思います。
それを冷蔵庫に入れ、5℃以下の温度を2カ月ほど卵に体験させます。
そのあとは冷蔵庫から取り出して常温において孵化するまで待ちます。
ほら、詳しく書いてもこんなに簡単でしょ?
ただ、この冷蔵庫人工孵化は卵が100個あったら30個位しか孵化に成功しないそうです。
冷蔵庫に入れる前の卵の状態によっては1つも孵化しない事もあるそうです。
相模原市博物館HPより画像引用
専門家がされる人工孵化は、産卵直後からきちんと温度管理をして
冷蔵庫に入れた後も定期的に中間管理と呼ばれる「2日間17℃前後に温度を上げる」作業を行ったり
孵化前の刺激として塩酸を薄めた水溶液に、卵を浸したりするみたいです。
専門的な設備が必要なので、ちょっと真似できませんが
この方法だと9割近い卵が孵化するそうです。
とにかく、かいこ素人の人工孵化への挑戦を温かく見守って下さいね。