2011年6月17日 世界で一番大きなかいこ
皆さん、こんにちは。
昨日からまた梅雨らしくなってきましたね。
この雨が、おいしいお米を育み、色々な生き物に恩恵を与えてくれているのだと思えば
雨も日もまたいいものですよね。
さて、今日のかいこの様子はどうでしょう??
なんだか、昨日よりも大きくなっている様な・・・
一日で違いが分かるくらい大きくなってきています。
そして、かいこ達の食欲は止まりません!!
2時間もすれば置いた桑の葉が無くなってしまいます。
会長によると、この大きさになってくると一日に5~6回は桑の葉を与えなければいけないとのことでした。
恐るべき食欲です。
桑の木もおいしいところの葉っぱが段々無くなってきました。
かいこは、孵化したばかりの頃と5齢最大時の頃を比較すると
8,000~10,000倍の重さになるそうです。
人間でいえば、仮に出生時の平均体重を3.5kgと仮定して・・・
28,000kg~35,000kg!!!!
想像がつきませんね。
ところで、皆さんは世界で一番大きなかいこは、どのくらいかご存知でしょうか?
色々と調べていた際に初めて知ったのですが、ちょっとご紹介したいと思います。
まず、基礎知識として、かいこには野生のものと、屋内で人間が飼っているもの
とがある事を知っておいてください。
そして、野生のものを「野蚕(やさん)」、屋内のものを「家蚕(かさん)」と言うそうです。
日本では研究目的で遺伝資源として飼育されている種を含めると、600種以上あるそうです。
そこに野蚕を加えた場合はもっと沢山の種類になりそうですね。
これはまた別の機会にご紹介したいと思います。
で、肝心の世界で一番大きなかいこですが・・・
ギネスブックによると、成虫で一番大きなものは野蚕の一種で、ニューギニアに生息している
ヘルクレスサンが、羽を広げた幅が約28センチで世界一とされています。
日本のヨナクニサン(与那国蚕)も約25~30センチとほぼ同じ大きさだそうです。
ヨナクニサン成虫 世界仰天生物日記 HPより
ヨナクニサン幼虫 与那国町立比川小学校 HPより
いやぁ~弊社で飼っているかいこ達がかわいく見えて仕方ありません。
もっと、多角的に調査してみました。
すると・・・
なんと、幼虫で長さ25メートルの巨大かいこを発見!! 環境破壊による突然変異なのでしょうか!?
さっそく、その写真をご覧いただきたいと思います。
趣味の事典 ブログ より
・・・すいません。ちょっと悪乗りしすぎましたね。
ちなみにこれは、慶尚北道ヨンチョンにある、蚕体験学習館近くに作られた蚕の模型だそうです。
にしても、大きいですね。
初めに見たときは新幹線だと思ってしまいました。
でも、日本だって負けていません。
そう、「モスラ」です!
ジョージア:ゴジラ×モスラ×メカゴジラ東京フィギュア より
シリーズによって、大きさは異なるようですが、幼虫で25mから180mの間のようです。
大きいですね~そりゃあ、ゴジラにも勝ってしまいますよね。
今回はかなり脱線してしまいましたが、もうそろそろ繭を作り始める大きさになってきましたので
次回の更新もお楽しみに。