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2011年12月8日  メンデルの法則~独立の法則~

皆さん、こんにちは。

12月に入ってもたまに暖かい日があったので、体調管理には気を配りたいですね。

さて、かいこ達の様子ですが・・・

あまりの寒さに食欲が落ちていたので、成長スピードはあまり変わっていません。

 

 

こんな寒い季節に孵化させてしまってごめんね。

そこで、弊社会長が起死回生の策を用意してくれました。

これです!

 

これで朝晩の寒さ対策もばっちりです。早く大きくなって欲しいですね。

 

さて、今週も遺伝の法則について勉強していきましょう。

先週、先々週とメンデルの「遺伝の法則」の内、

「優劣の法則」・「分離の法則」を説明してきたわけですが、

今日は「独立の法則」についてです。

これはかなり説明が複雑です・・・

分かりやすく言うならば、繭の色だけではなくて、

糸の太さなどの複数の違いを遺伝学的に解明するとこうなるという話なんです。

一応、学術的に説明させて頂きますと・・・

繭の色の違いをAとa、糸の太さをBとbという遺伝子だと設定します。

小文字の方が劣性遺伝子ですよ。

親の代を仮に

AAbb(黄色くて細い糸の繭)×aaBB(白くて太い糸の繭)とあらわすと、

第一世代ではAaBb(黄色くて太い糸の繭)という組み合わせしか

生まれないのですが、孫の代(AaBb×AaBb)になると

1:黄色くて太い糸の繭(AABB, AaBB, aABB, AaBb, aABb, AabB, aAbB)

2:黄色くて細い糸の繭(AAbb, Aabb, aAbb)

3:白くて太い糸の繭(aaBa, aabB, aaBB)

4:白くて細い糸の繭(aabb)

と一気にバリエーションが増えるのです。

この数の比率が9:3:3:1になるのです。

この様に違う遺伝型がそれぞれ独立して子孫に遺伝することを「独立の法則」といいます。

つまりAやaの遺伝子はBやbの遺伝子には、お互い全く影響しないということなんです。

この説明で分かりました?

自分で書きながら、これで合っているのか分からなくなってきました・・・

高校時代に生物を専攻していたという職場の先輩に教えてもらいながら、

ようやくここまでたどり着きました。

 

来週は今回の「遺伝の法則」について勉強した感想を書こうと思っています。

では、また来週。