2011年11月24日 メンデルの法則~優劣の法則~

みなさん、こんにちは。
さて、かいこの様子はどうでしょうか?
ん~どうも成長のスピードが遅い様ですね。
糸を干す乾燥場の暖かいところへゲージを移動したのですが、
遅れを取り戻すところまでは行っていないみたいです。
桑の葉も、だいぶ葉が落ちてきて、餌の確保が心配です・・・
予定通りに孵化してくれていて、予定通りに成長してくれていれば、
これだけ気を病む事もないのですが・・・
生き物を相手にされている養蚕農家の方の苦労がよくわかります。
さて、前回からメンデルの「遺伝の法則」について
勉強しようとしている訳ですが、難しいですよね・・・
なので、素人らしく、出来るだけわかりやすく説明していきますね。
解釈が多少間違っていても、笑って許して下さい。
まず、「優劣の法則」についてですが、ここでは仮に
「AA」という遺伝子型を持った黄色い繭を作るオスと、
「aa」という遺伝子型を持った白い繭を作るメスがいるとします。
このペアが受精した時は、「A」×「a」の「Aa」という遺伝子型を
持った子供が誕生します。
この時「A」の遺伝子が優性遺伝子(ゆうせいいでんし)であれば、
子供の繭の色は全て黄色くなります。そして、「a」の様に存在していても、
優性遺伝子によってその働きを抑えられてしまうものを
劣性遺伝子(れっせいいでんし)と呼びます。
大丈夫ですか?ついてこれていますか?
書いている僕自身、頭から煙が出始めています・・・
来週は「分離の法則」について説明する予定です。