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2011年11月17日  グレゴール・ヨハン・メンデル

皆さん、こんにちは。

すっかり気温が下がってしまい、かいこ達の動きも鈍くなってきました。

大丈夫でしょうか?


1週間前と比べると大きくはなっているのですが、心配ですね。

 

参考までに、前回の飼育の写真で孵化から2週間前後の写真がこれです。↓


 

う~ん・・・気温が低いと食欲も落ちてあんまり成長しないのでしょうか?

どうひいき目にみても、今回のかいこ達の方が小さいですね。

ここからの巻き返しに期待しましょう。

 

え~では、先週予告していた「メンデルの法則」の勉強を始めたいと思います。

まずは「メンデル」という人物について。

1822年にオーストリアで生まれ、1843年に修道院に入り、

自然科学や植物学を研究。

有名なメンデルの法則の発表は1865年にブリュン自然協会で、論文は1866年に『ブリュン自然科学会誌』で発表されました。

しかしながら、当時は研究成果が認められないまま、1884年に逝去。

彼の死後、複数の学者が遺伝の法則を再発見した事により、メンデルの功績が評価されるようになったそうです。

 

なお、余談ですが、動物の世界でもこの「遺伝の法則」が成り立つ事を世界で一番最初に立証したのは日本人の外山亀太郎(神奈川県出身1867~1918年)という人なんです。

しかも、その実験に用いたのがかいこだったという、なんとも今回取り上げたテーマにぴったりの人なんです。

この人がかいこの一代雑種の研究を進めてくれたおかげで、今の絹糸の文化が育まれたと言っても過言ではないでしょう。

 

ちょっと話がそれてしまい、文章が長くなりました。

ここから法則について説明するとめちゃくちゃ長くなるので、

また次週に持ち越します。

決して、説明するのに勉強する時間が無かったわけではありませんよ・・・

 

では、来週も遺伝の法則について勉強しましょう。