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2009年6月23日  ずんぐりむっくり

皆様こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。

桑とかいこの成長をお伝えいたします。

それでは40日目のレポートを御覧下さい。

 

6月23日(火)晴れ

本日も湿気のあるジメジメとした一日でした。

 

外気温 31℃  外湿度 47%

 

かいこたちが餌をほとんど食べなくなっているので、今はほとんど採取していない状態です。

しかし、桑は育ち続けています

 

飼育室温度 33℃ 飼育室湿度 45%

飼育室全体糸の箱(再利用でエコ)の上に設置しています。

 

まぶし1:繭の個数は37個+まぶしの手前2個

 

まぶし1の裏側:繭の個数は2個

 

まぶし2:繭の個数は20個+まぶしの上2個

 

まぶし3&4:繭の個数は17&15 まぶしの間2個

 

まぶし5&6:繭の個数は29&21個

 

まぶし7:繭の個数は17個

 

まぶし8:繭の個数は28個

 

まぶし9&10:繭の個数は22&1個

 

繭の総個数=まぶしに213個+飼育箱の繭α個

 

飼育箱のカベなどにも繭がつくられています。

四方が囲まれているところ以外でも作るのですね。

まぶし1の裏に作られた繭は、一辺だけしか足がかりがありません。

かいこの能力として、どんな場所にも繭を作れるということが証明されました。

 

せっかくまぶしがあるのですが、このかいこはまぶしの外がお気に召したようです。

「十人十色」「三者三様」ですね。

 

かいこの体つきがいわゆる「ずんぐりむっくり」になっています。

デフォルメしたようなこの姿は愛らしいのですが、お目にかかれる期間がごく僅かなのが残念です。

ちなみに営繭の始めの段階です。

 

営繭初期の状態で、中のかいこの動きがよくわかります。

 

こちらも営繭初期ですが、写真上方が脚になります。

繭は全方向に糸を吐いて作られるので、この態勢もとらなければなりません。

 

営繭中期に入る段階でしょうか?まだかいこの動きが分かります。

もう少し進んだ段階もお見せしたいのですが、そのような繭が見当たりませんでした。

またチャレンジしたいと思います。

 

飼育箱にはまだ真白なかいこもいます。

黄色く変化したかいことの比較のために撮影しました。

 

孵化からの日数・・・40日
体長・・・・・・・・73mm
黄色い蚕の体長・・・35mm(個体差あり)
まぶしの大きさ・・・45×30mm
繭の大きさ・・・・・33×14mm(個体差あり)

では、次回レポートをお楽しみに