2009年7月6日 子孫繁栄

皆様こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
桑とかいこの成長をお伝えいたします。
それでは49日目のレポートを御覧下さい。
7月6日(月)雨のち曇り
久々に、時々晴れ間が見える青い空を見た気がします。
外気温 29℃ 外湿度 67%
私の植物に対するイメージの一つに「空に向かって伸びる」というものがあります。明るく元気なイメージです。
ハチの一種でしょうか?
飼育室温度 28℃ 飼育室湿度 67%
日曜の間、数頭のカイコガが繭から出てきたようです。
1000個近くの繭は、このまま成虫として出てきた場合
1頭が卵を産む数は約500個ですので、500,000個ほどになります。
成虫を数頭残して、繭はすべて処分することに決定しました。
白い体がすごくきれいです。翅(はね)はまだ乾燥しきっていません。
ご覧のように、成虫は繭の糸を溶かして出てきます。絹糸を採取する場合、この繭は使い物になりません。
成虫には口はなく、何かを食べることはありません。
約10日ほどの限られた命の時間にすべきこと・・・それは子孫繁栄です。
繭から出てきて、翅を乾かし、雌の匂いに集まるオスと交尾し、産卵をしてその一生を終えます。
応接室の繭です。こちらはまだ成虫を確認できません。
孵化からの日数・・・53日
繭の大きさ・・・・・33×14mm(個体差あり)
カイコガの体長・・・26mm(個体差あり)
カイコガの翼長・・・42mm(個体差あり)
では、次回レポートをお楽しみに