1. HOME
  2. 風景
  3. 2009年6月2日  本能

2009年6月2日  本能

ご覧いただいてる皆様お元気でお過ごしですか?

当社のブログをご覧いただいてる、とのお声を社長に直接お伝えいただき

また、弊社にお電話いただきましたときに『楽しみ』にしていただいてるとのことで

スタッフ一同、何よりの励ましになっております。

レポートならびに仕事にも、嬉しさのあまり自然と力が入ります。ありがとうございます! 

それでは桑とかいこの成長をお伝えいたします。

25日目のレポートを御覧下さい。

 

6月2日(火)うす曇り

田んぼには水が張られ、心落ち着くのどかな田園風景を毎日見ています。

 

外気温 31℃  外湿度 30%

 

成長している桑の木は、撮影している私のへそあたりまでになっています。

身長175cmですので、おおよそ90cmほどでしょうか・・・

桑の葉は毎日どんどん新芽が吹き出すようで、とどまるところを知りません。

 

<トリビア>

桑原、桑原

雷よけの呪いとして広く使われた言葉であるが、最も知られている由来は桑原村の井戸に雷が落ち

蓋をしたところ雷が「もう桑原に落ちないから逃がしてくれ」と約束したためという説があり

これには桑自体は関わりがない。しかし、諸説の中には宮崎県福島村で桑の上に雷が落ち

雷がケガをしたので落ちないようになったという説。

沖縄県では雷が桑のまたに挟まれて消えたため雷鳴の折には

「桑木のまた」と唱えるようになったという説もある。

(Wikipediaより)

 

また、当地方で消滅した郡に、桑田と呼ばれる郡がありました。

地元住民の多くがこの地名に慣れ親しんで育ちました。郡名の由来は・・・

「桑の田が造営され養蚕を行ったことから、亀岡一帯の地域を「桑田郡」と称されるようになったといわれる」

とのことで、桑の栽培と養蚕は地域に根付いていたものなのです。

 

飼育室温度 29℃ 飼育室湿度 33%

 

体長の異なるかいこたちを画面に収めることができました。

かいこは1令~5令の成長過程で、脱皮を繰り返すわけですが

ここに写っている一番小さいかいこと大きいかいこでは2令ほどの成長の違いが見られます。

 

かいこに与えた桑の葉(成長した大きな葉5枚ほど)は、丁寧に葉脈だけを残して食すようです。

葉=葉脈も葉の一部なので、すべてを食すと思っていました。

ですので、初めてかいこの生態を記録している私にとって

かいこの持つ本能が「葉脈以外を食す」とプログラムされていることに衝撃を受けました。

 

孵化からの日数・・・19日
体長・・・・・・・・・・・24mm

では、次回レポートをお楽しみに!