2009年4月23日 【くわとかいこ】スタート
皆様、はじめまして!
弊社は絹糸全般の精練・染色・各種機能性加工をしています。
日々精練・染色に関わる私たちは、かいこを育て絹糸を作るのが本業ではありません。
しかし、日々扱う絹糸がどのようにして出来るのかを体験することも大切なことです。
昨年より、桑を植え、かいこを育てて繭を作っています。
すっかり暖かくなった4月中旬、弊社敷地に植えられた桑の木から新芽が吹き出てきました。
同時にかいこの卵を冷蔵庫から出しました。
{かいこの卵は、冷蔵庫などに入れておくと孵(かえ)ることはなく、暖かい場所へ出すと孵化するのです。}
「繭ができるまで」という共通のゴールに向かい、スタッフの手で桑の木とかいこを育て
どのようにして私たちが関わる「絹糸」ができるかをデータと共にご紹介していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
4月23日(木)曇り・・・強風
外気温 19℃ 外湿度 49%
つぼみから目が出ている状態です。鮮やかなグリーン色をしています。
飼育室温度 19℃ 飼育室湿度 55%
まだ卵です。
かいこの卵は、透明な殻で中が透けて見えているような状態で、
鶏の卵で例えると、黄身の部分が水色をしています。
卵の大きさですが、楕円形をしており、長い方が約1ミリ・短い方が約0.8ミリです。
では、次回レポートをお楽しみに!