絹糸の精練・染色の達人 シルクエキスパート

精練・染色技術紹介「生染後練加工」

生糸研究室

生染後練加工 <オンリーワン加工>

デザイン力で他社との差別化が可能になる精緻な染色技術

著名デザイナーやアパレルメーカーの作品に
弊社の生染後練加工の絹糸が使われています。

『生染後練加工』は、「先染め」と「後染め」の中間的な技法でセリシンをコントロールする技術と
染料の特徴など、複合的な技量を持ち合わせて初めて完成する、今までになかった加工方法です。

「先染め」は糸を染色し、「後染め」は生地を染める染色方法のことです。

弊社の『生染後練加工』は「先染め」と同様、精練前の生糸を染色します。
この生染の糸で生地を織り、織りあがった生地を精練するのです。
生地を精練することで生糸の表面を覆っているセリシン(たんぱく質)が脱落して
フィブロイン(繊維)が出てきてその時はじめて目的とする色になります。

生染は、通常の先染めでは非常に困難とされる"10中"や"8中"という極めて細い糸の
染色が可能で染め糸での加工・製織ができます。

生染後練の糸で生地を織り、その後精練すると糸と糸の間に透けるような空間がうまれ
軽やかで非常に柔らかな風合いの生地に仕上がります。
仕上がった生地に、プリント加工などの加工を施すことも可能ですのでデザイン性が高く、
染色後に100℃近い温度で精練されていますので、堅牢性も大変優れています。

シルクエキスパートである弊社の真価が発揮されます。

生染後練は、目標とする色が精練後に現れますので色あわせが極めて困難です。
セリシン(たんぱく質)に覆われたフィブロイン(繊維)への染料の浸透率を予測して
染色しなければなりません。 しかも、生糸のセリシンの状態も常に同じではありません。
製糸された地域・季節・ロットによって大きな違いが生じるのです。

精練は製品の基礎』と掲げる弊社はセリシンのことを知り尽くしています。
そして、業界で絶賛される精緻な色合わせの技術のある"カラー調合専用ビーカー室"があります。
経験を積んだ調合師が、精練の工程でどれほど色の発色と濃度が変化するか予測して染料を
調合します。

これこそ、調合師の優れた感覚と技術がなければできない職人技です。

生染後練シルク商品をお考えのみなさま、弊社にお任せ下さい。

生染後練の糸は、最終目標とする色よりかなり濃い色に染め上がりますが、 精練工程を経ると、
その色は変化して目標色にぴたりと収まります。見学に来られるデザイナーや
アパレル関係の方々は、この技術に驚嘆されます。

ファッションクリエーターやアパレルの世界では独自のデザイン力や付加価値によって、
いかに他社と差別化できるかが勝負です。



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