絹糸の精練・染色の達人 シルクエキスパート

精練・染色技術紹介「ブラックトレジャー」

生糸研究室

ブラックトレジャー

これまでのブラックが色褪せて見える「黒のなかの黒」

ブラックフォーマルに、これ以上ない染色効果を提案します。

シルク(生糸)の独特の美しい光沢は、繊維の表面が三角形でできているために起きる
光の反射効果と、複雑かつ微細な繊維の構造によって生まれます。

ブラックフォーマルに多用されるシルクですが、絹繊維特有の光沢は、
反対に黒がぼやけてしまうので逆効果。

そこで弊社では、シルク特有の光沢を抑えるために、独自のノウハウで繊維表面に超微細で
ランダムな凹凸をつけ、人の目に反射光が到達しないようにする加工技術を開発しました。

この新技術に弊社得意の反応染めの黒染色が融合して、
「黒の中の黒」ブラックトレジャーは完成しました。

人間の目で漆黒の色を明確に感じ取れるのは*L値で9.0台といわれています。

ブラックトレジャーはL値10.0。
反応染めでは、ほぼ限界に近い黒を実現しました。

ですから、同じブラックフォーマルに仕立てた時、並んで立つとその違いは歴然です。
これまでの黒が、濃紺かグレーがかって見えるほど濃度の高い、「黒の中の黒」を実現しています。

絹糸の場合、繭の種類、産地によって条件はさまざまに変化しますが、
豊富な蓄積データを持つ弊社では、素材に応じて
正確にオーダーカラーを再現することができます。

この精緻な染色精練の技術が、ブラックトレジャーの黒を支えています。
より濃度が高く深みのある黒は、シルク特有の高貴な味わいを、さらに引き立たせてくれます。

新たなブラックフォーマルの企画や、ファッション商品の創作に、ぜひお役立てください。

*L値は1〜100まであり、数値が少ないほど濃度が高い黒を表します。
一般的な暗幕で、L値は9.0〜8.0。



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